訪問看護は、医療保険を利用する場合、1日1回・週3回が上限です。
その中で、利用者様の状態や希望に合わせて適切な頻度を決めます。
では、どのくらいの頻度で訪問看護を利用するのが適切なのでしょうか。
▼訪問看護の適切な頻度とは
■健康管理支援の場合
健康管理支援の頻度は、利用者様の状態やニーズに応じて決められますが、一般的には月1回~隔週が目安です。
月1回の場合は、主に予防的な健康管理や生活相談などを行います。
隔週の場合は、病気や障害の経過観察・リハビリテーションなどを行うことが多いです。
■内服管理の場合
内服管理の頻度は、利用者様の薬の種類・量・副作用やアレルギーの有無などによって設定します。
目安としては、週1回からが最適な頻度です。
薬の服用方法や注意点などを確認したり、薬の効果や副作用などを評価したりします。
■褥瘡ケアの場合
褥瘡ケアの頻度は、褥瘡の程度・部位・感染リスクなどによって異なります。
一般的には、週1回からが目安です。
ケアの内容としては、褥瘡の予防や清拭・消毒などを行います。
■認知症の場合
認知症の方に対する訪問看護の頻度は、認知症の進行度によって決められるのが一般的です。
認知症初期は月1~2回・認知症中期は週1回・認知症後期は週1~2回の頻度が目安です。
▼まとめ
訪問看護の頻度は、健康管理支援は月1回~隔週・内服管理は週1回から・褥瘡ケアは週1回からです。
認知症においては、進行度によって最適な頻度が決められます。
当社ではご利用者様の状態や希望に沿ったケアを提供いたしますので、訪問看護の利用をお考えの方はぜひご相談ください。