排泄介助とは、1人で排泄できない方に対してサポートを行うことです。
排泄する姿や、排泄物を見られるのが恥ずかしいという方も当然います。
そこで今回は、排泄介助を行う際の注意点についてご紹介します。
▼排泄介助を行う際の注意点とは
■プライバシーに配慮する
排泄は人間の基本的な生理現象ですが、同時に恥ずかしいことでもあります。
介助者は本人のプライバシーを尊重し、できるだけ目に触れないように、カーテンやパーテーションで仕切るなどの工夫をしましょう。
■自尊心を傷つけない
排泄介助で最も気をつけるべきことは、自尊心を傷つけないことです。
排泄に失敗してしまった時に責めたり、批判的なコメントをしたりしないように注意しましょう。
介助される方に寄り添ったサポートを行うことが重要です。
■手を出しすぎない
介助者は全ての行動に手を出すのではなく、できないことだけサポートしましょう。
そうすることで、本人の自立性や自信の維持につながります。
本人の意思や希望を聞き、必要なサポートだけを提供するのが望ましいです。
■時間がかかっても焦らせない
排泄介助は時間がかかることが多くあります。
しかし、それを理由に本人を急かすのは避けましょう。
時間がかかることを想定して余裕を持ってスケジュールを組み、本人のペースに合わせてゆっくりと対応するのが重要です。
▼まとめ
排泄介助の際は、プライバシーに配慮したり自尊心を傷つけたりしないようにしましょう。
また必要なサポートのみ行い、時間がかかっても焦らせないのが大切です。
当社では専門知識のある職員が訪問看護を行っていますので、質の高いサービスをご希望の方はぜひご相談ください。