コラム

誤嚥を引き起こす原因とは?

誤嚥とは食べ物や飲み物が食道ではなく、誤って気管に入ってしまうことです。
しかし、どのような理由で誤嚥を起こしてしまうのでしょうか?
この記事では、誤嚥を引き起こす原因について紹介します。
▼誤嚥を引き起こす原因とは
■嚥下障害
通常物を食べる際は、咀嚼し食べやすい状態にしてから飲み込みます。
しかし嚥下障害がある場合はこの動作がスムーズに行われず、食べた物が食道ではなく気管に入ってしまう場合があります。
このような状態にある方は誤嚥を起こしやすいので、食べ物の形状や食べる時の姿勢に注意が必要です。
■筋力低下
口周りや頬などの筋力が低下すると、誤嚥を起こしやすくなるでしょう。
唇や口周りの筋肉が衰えると、噛む・飲み込むなどの動作がしにくくなります。
筋力の衰えを感じる方は、口周りのトレーニングや飲み込む力をつけるトレーニングなどを実施してみましょう。
■パサパサした食べ物
食べ物によっては口内やのどに張り付いたり、嚙み切るのが難しかったりして飲み込むことが困難なものもあります。
水分量の少ないパサパサした食べ物は、誤嚥を引き起こす原因の一つです。
そのため嚥下機能に問題がある方は、とろみをつけたり細かく刻んだりして飲み込みやすくする工夫が大切です。
▼まとめ
誤嚥の原因として、嚥下障害・筋力低下・パサパサした食べ物などが挙げられます。
口周りのトレーニングをしたり、水分量の少ない食べ物を避けたりすることが誤嚥を防ぐ対策として有効です。
『くじら訪問看護ステーション』では、ご利用者様に寄り添ったサービスの提供を心がけております。
平塚周辺で訪問看護サービスをお探しの方は、お気軽にお問い合わせください。

関連記事